ギリシア哲学への招待状 愛知哲仁 An Invitation to Greek Philosophy

ソクラテス関係年表

年号
(紀元前)
できごと
490マラトンの戦い。ギリシア連合軍(アテネ軍はミルチアデスに率いられ)、ペルシア軍を破る。
483アテネ、ラウリオン銀山を経営。
480テルモピレーの戦い。スパルタ王レオニダス壮絶な戦死。サラミス海戦。アテネを中心とするギリシア艦隊、ペルシア軍を破る。
479プラタイアの戦い。ミカレ沖海戦。ギリシア連合軍勝利。ペルシア軍撤退。
477デロス同盟結成。アテネを中心に海岸都市が同盟を結成。アテネのギリシア覇権が確立する。
470
(469)
ソクラテス生まれる。父は石工・彫刻家だったとされるソプロニスコス。母は助産婦のパイナレテ。中流の家庭であったと推察される。
468エウリメドンの戦い、キモン勝利。
463アテネの高等法院の権力失墜。アテネの民主化。
460貴族派キモン、陶片追放にあう。
454デロス同盟の金庫をアテネに移す。アテネの権力増す。
450アルキピアデス生まれる。
449アテネ海軍、サラミスでペルシア軍を破る。
448カリアスの平和。アテネ、ペルシアと和約。ペルシアはエーゲ海沿岸から撤退。
447コロネイアの戦い。アルキピアデスの父戦死。パルテノンの建築始まる。
445アリストファネス生まれる。
443ペリクレス時代始まる。
438パルテノン神殿完成。
435アクチオンの戦い。
432ポテイダイア、アテネに反旗をひるがえす。ソクラテス(37-38)も出征
431ペロポネソス戦争始まる。全ギリシャが、アテネを中心とするデロス同盟側とスパルタ中心のペロポネソス同盟側に分かれて戦う。
430アテネで疾病が流行。
429ポテイダイア降伏。ソクラテス帰還。ペリクレス没。
427プラトン生まれる。
424ニキアスのキュテラ占領。デリオンでアテネ軍敗退。ソクラテス、ラケス、ともに重装歩兵として奮戦
423アリストファネスの『雲』上演される
422ソクラテス、アムピポリスへ出陣
421ニキアスの平和。アテネとスパルタ、平和条約締結。
420アガトン、悲劇作品が受賞。「饗宴」開かれる
418マンチネイアの戦い。将軍ラケス戦死。
415シチリアへ大遠征軍を派遣。アルキピアデス、スパルタへ亡命。
413シチリア派遣軍壊滅。ニキアス戦死。
409ジオン生まれる。
408アルキピアデス、アテネに帰還
407アルキピアデス、失脚。
406アルギヌサイ島沖海戦。エウリピデス没。ソクラテス評議員の議長となるプラトン、ソクラテスの弟子となる
405アイゴスポタイモスの戦い。アテネ軍大敗北。ディオニュシオス1世、シラクサの僭主となる。
404ペロポネソス戦争、アテネの降伏で終結。スパルタ側勝利。アテネでは、三十人政治始まる。プラトンのおじのカルミデスと、父のいとこのクリティアス4世が参加。この二人はソクラテスの弟子ともみられる。
403民主化革命。三十人政治倒れる。大赦令。
400クセノポン率いるギリシア軍「一万人の退却」アナバシス。
399ソクラテス裁判。ソクラテスの死刑執行される。プラトン、メガラへ脱出。
396スパルタ王アゲシラオス、アジア出兵。クセノポン従軍。
392コリントス戦争始まる。

一部で、意見が分かれる部分があります。


インデックス・ペイジ

初期ギリシア哲学
 第1講 ミレトス派
 第2講 ピュタゴラス派
 第3講 ヘラクレイトス
 第4講 エレア派
 第5講 エンペドクレス
 第6講 アナクサゴラス
 第7講 原子論

ソクラテス

 第8講 ソフィスト

 第9講 ソクラテスの生涯

  資料:ソクラテス関係年表

  資料:ソクラテス関連人物

 第10講 ソクラテスの弁明

 第11講 クリトン

 第12講 ソクラテスとは

プラトン
 第13講 プラトンの生涯
 第14講 プラトンの著作
 第15講 想起説
 第16講 イデア論
  第17講 哲人政治論

アリストテレス
  第18講 アリストテレスの生涯
  第19講 著作と論理学
  第20講 形而上学




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参考文献
『アナバシス』
―敵中横断6000キロ―
クセノポン著 松平千秋訳
岩波文庫 \840
438pages 2002/07/09
Amazon.co.jp  楽天ブックス
残念ながら増刷未定で、在庫もないと思う。古本では\4,500, \4,600 の値段がつく。オークション等が安い場合多い。出品があればの話だが。
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